図書館でこの第一巻を借りられたのですが、三巻まであるのよねー。
明日図書館で二巻を借りられることを祈る。
でも分厚すぎて持ち歩くのが苦痛。

しかし宮部ちゃんはやっぱり面白い。
あとは伊坂さんの新刊が借りられるといいんだけどなぁ。
買ってみた。
でも、今、今すぐ!家計簿をつけてみたいのに、1月スタートなんですよねー。
それまで今の私の家計簿熱が持つかどうか?
相変わらず呑むたびに記憶のない私です。
恐ろしすぎて反省もできない今日この頃。
とにかくなかったことにする(自分の中で)のみ。

最近本の整理をしていて昔買ったこの本が出てきて、再読。て漫画だけどね!
コレ読むと私なんてたいしたことないな、と思って安心する。

バーテンダー

2011年1月25日 読書
ちょっと今この漫画にハマってます。
今度ドラマ化されるとか。(もうやってる?)

バー自体は行ったことあるけど(むしろjazz聴きに時々行くけど)、一人で帰りに知らないお店にちょっと寄るような勇気がない。でも、あこがれるなー。
ちょっと飲みたいときって結構あるし・・・。

でもでも、カクテルってよーしらんし。
私色のカクテルを・・・とか言えばいいの?

どこのバーでもこの漫画に出てくるようなバーテンダーさんがいるのかなー。
と思いながら今日も近所のバーの前を通り過ぎるのでした。
1軒気になるところあるんよねぇ!

さもあらばあれ

2010年7月15日 読書
出版されたことは知っていたのですが、ちょっと立ち読み・・・しようと思ったら近所の本屋になくて。

渋谷まで行って見つけて、中見たら・・・もう買うしかないよねぇ。

てわけで、買っちゃった。

大森南朋さんの歴史とインタビューと。
ニヤニヤしながら読んでます。旦那が呆れてます。


そういえば、武市さん切腹しちゃいましたね。
後半はなんだか寂しくなっちゃって。
自分の信じた道を見据える、真っ直ぐで力強い視線が印象的でした。

あのドラマはもうこれで私はおしまい。
ISBN:4042955096 文庫 越前 敏弥 角川書店 2006/10 ¥700

★★★★☆

なかなか読み始められなかったんですけど・・・
なんか、つい本持ってぼーっとしたり空想の世界へゴーしてたりで。
気が進まなかったんでしょうねー。洋モノだから。(相変わらず苦手)

しかし、読み始めたらこりゃ、止まりませんで!!

ラングドンシリーズではありません。
が、ダヴィンチ・・や天使と悪魔と同時期に書かれたものだとか。

誰が悪い人なのか?がハッキリ分からないまま、二転三転していって、先が気になって気になってもう読むしかないッ。
相変わらず事件については難しくてよく分からないんですけど。

大まかな流としてはワンパターンなんですけど、分かってても面白いから、スゴイ。
ISBN:409408066X 文庫 小松 左京 小学館 2005/12/06 ¥600

★★★★☆

30年前に書かれたなんて思えないほどリアルです。

その、地殻がどうのとか、なんで沈むのかとかは読んでもサッパリ分からないけど、なんだか説得力あって怖いわ。
ほ、ほ、本当に沈んじゃうの?!とドキドキハラハラ。
がー。この本。すげー。
でも、絶対映画で見たくない!無理。怖い。イヤ。

私は、首相が心を決めるシーンがとても好きでした。
政治家ってこういうものなのかな、実は。

しかし、アータ!日本が沈没するって言われたらどうする?!
我先に日本を捨てる?
日本人は、もしかしたら「一緒に沈もう」と言われたらそうする国民かもしれなくて、そうしてくれって本当は言いたかった・・・と博士が最後に言うんだけど。
私もそういわれたら一緒に沈む道を選ぶかもしれない。
愛国心とかそういうものではなくて。
なんだろー。それでいいような気がする。

なんつっておいて、我先に逃げたりして!
どうせ行くなら南の島がいいな!

アキハバラ@DEEP

2007年6月25日 読書
ISBN:4167174111 文庫 石田 衣良 文藝春秋 2006/09 ¥720

★★★★☆

石田衣良さんのこの手の本はなんとなく敬遠してたんですけど。
面白いわ〜。
久々に夜中まで読みふけってしまった。

秋葉原を愛する、吃音もち、女性恐怖症の潔癖症、フリーズしちゃう難病、色素欠乏症、引きこもり、迷彩オタク、そんな6人の仲間でアキハバラ@DEEPという会社を設立し、革命的なサーチエンジンを開発し公開する。
まー、もちろん、小さい会社が画期的なものを無料で公開すれば、色んな問題がおきてくるわけで・・・。

技術はそれぞれ特化しているけど、人間的にはみんなで一人前な彼らが、楽しく人生を闘っていくわけで。
仲間っていいなーと思っちゃいます。

若くて楽しくて痛快!
でも、これ、映像でみたらどうなんだろうねー。
リアルすぎてなー。

手紙

2007年6月15日 読書
ISBN:4167110113 文庫 東野 圭吾 文藝春秋 2006/10 ¥620

★★★☆☆

久々に読みました。この人の本。
やっぱり読みやすいですよねー。引き込まれるのもあると思うけど。
読み終わる速さが普通じゃないッス。



さて、映画化されてるんですよね。

二人だけ暮らす兄弟。
兄は弟を大学入学させることを生きがいに体力労働してたんですが、身体を壊して働けなくなってしまいます。
でも、なんとか大学に行かせたい・・・その思いが彼を盗みに入らせ、それを見つけた老婆を殺して刑務所へ。

弟は兄の気持ちを分かりながらも、一人生きていかなきゃいけなくて。
でも、いつもいつも兄の存在が足かせになってしまいます。

兄は毎月弟に手紙を出しますが、弟は兄という存在を自分の人生から消してしまおうとするんです。

・・・あなたの友達の兄が強盗殺人を犯したら?アナタの隣の席の同僚の兄が強盗殺人犯だったら?
別にその人の兄弟が殺人犯だからその人もそう、だなんて思わないけど。
きっとどうしていいか分からなくて気を遣っちゃうでしょうね。このお話の隣人達と同じように。

そんなに親しくない人なら?
・・・やっぱり面倒だから関わりたくないと思うだろうな。
「大変だよねー」なんていいながら噂にするかも。

加害者の家族の苦しみなんて考えたこともなかった。
そして、最終的に弟が選ぶ生き方・・・
そうするしかないのか・・やっぱり。

アフターダーク

2007年6月11日 読書
ISBN:406275519X 文庫 村上 春樹 講談社 2006/09/16 ¥540

★★★☆☆

真夜中から明け方にかけての時間に起きる出来事。

闇・・・なんですよね。
それぞれの心の闇。

なんか。。。不思議な感じのお話です。

真夜中に一人ファミレスで本を読む少女とバンド青年、ラブホテルで襲われた中国人の少女と襲った男、さらに眠り続ける女・・・彼らの闇。

なんかさなんかさ、テレビのカメラ割りっていうんですか?そんな感じの変な第三者の目線があるのね。
あれは一体なんなんでしょう?
イマイチのれませんでした。

どうなるんだ?!とドキドキさせて、何もない・・・お話です。
うーん。
ISBN:4004203961 − 茂山 千之丞 岩波書店 1987/12 ¥777

千之丞さんって、やっぱり只者ではないんですね。
私は、もうおじーちゃんで穏やかなカワイイ千之丞さんしか知らないので、かなり新鮮な一冊でした。

今、狂言師たちが、能楽堂以外のところでやっている活動は、千之丞さん達が戦った歴史があるのです。
能楽協会に2回退会届出してるらしいですからね。
辞めさせないでくれてありがとうございます・・

ちなみに千之丞さんとよく一緒に活動していた野村万作さんって、現万作さんなのかな?
野村万之丞さんは、現萬さん?
ぬー。

甲子園でオペラやったり歌舞伎に参加したり、ラジオドラマにヌード能・・・千之丞さんの与ひょうも見てみたかったなー。

そんな数々の活動を見守ったファン達もいるんでしょうね。うらやましー。

で、今の千之丞さんはその歴史の上にいるわけなんですね。
うかがい知れない歴史の数々。

あぁ。狂言が見たい。千之丞さんが見たい。

砂漠の塩

2007年6月4日 読書
ISBN:4101109524 文庫 松本 清張 新潮社 1982/09 ¥540

★★★☆☆

※サクっと結末までふれるので、これから読む方は読まないでくださいませ。

ダブル不倫の結末というか。
女はツアーの旅行で海外へ行き途中で離脱して、
男は会社の出張で海外に行き着いたところから辞表を送りつけて、
二人はカイロで落ち合うんです。

要は死に場所を探す旅。

それに気づいた女の旦那は会社を休んで追いかけ、その途中で大事故に遭って入院。
それを知った男女はそれでも死を選んで砂漠で自殺を図る。

結果、なんと、男だけが死に、女は助け出され、
嫌がられるのを覚悟で入院している旦那の世話をしようと向かう途中、
その旦那は寂しくて壊死してしまう・・・

う、うおお。
なんつーお話なんでしょ。

松本清張ってこんな感じ?
ドロドロん?

でもさ、旦那がいい人で裏切れないからって、それまで普通にしてて、旅行に出てそのまま帰らないなんて・・・
酷すぎない?!

モメてもいいから真っ直ぐ言ってほしいものですよねー?

自分で選んだ結婚相手なクセに。
何勝手なこと言ってんだ!!
と思ってしまって、逃げる男女に感情移入できないし。

いっそさっさと死んでしまえー!と思ってたら、女だけ助かるとなー。

しかもどっちの男も死んじゃって。
生き残るのが一番不幸かも・・・と思うところだけど、なんかそんな女じゃない気がするのよねー、私。
さっさと次見つけて不幸ごっこをしそうな感じ。

って、どんだけキライなんだ(笑

憑神

2007年5月29日 読書 コメント (2)
ISBN:410101924X 文庫 浅田 次郎 新潮社 2007/04 ¥540

★★★★★

貧乏武士の彦四郎。
次男坊だけど出来るヤツなので、格上の武家に婿養子に行くも跡継ぎができたら追い出され、実家に戻って肩身の狭い暮らしをしてたわけですね。
ある日酔っ払って土に埋もれた稲荷を見つけて、手を合わせる。
それが、三巡稲荷。

まずは貧乏神、その後疫病神、最後に死神、と3つの神が巡ってくるという神様なわけ。

なんつー運のなさ。

この発想といい、神様達の設定といい。なんとも趣があります。

正直、あまりにも運のないお話っぽくて、最初は気分が乗らなかったんだけど。
さすが浅田次郎さん!!と思わずにはいられない。

これはオススメ〜。
って映画化されるんですよね。

チルドレン

2007年5月27日 読書
ISBN:4062757249 単行本 伊坂 幸太郎 講談社 2007/05/15 ¥620

★★★★☆

本屋で見つけて衝動買い。
今回は短編に見せかけた長編って感じらしいです。

陣内という破天荒な男を中心に起こる、過去と現在の小さな日常の事件と小さな奇跡のお話。
陣内と大学生時代の同級生、銀行強盗に巻き込まれたときに出会った盲目の青年とその彼女。
現在の社会人時代の後輩と、学生時代の彼ら。
それぞれの時代と色んな目線で語り手が変わります。

伊坂さんの小説に出てくる一見破天荒で、でも信念のある人ってのが私は好きです。友達にはなりたくないかもだけど(笑

この登場人物も過去の小説の登場人物とリンクしていたらしいですが(あとがき調べ)、私、もう気がつかなかったッス・・!忘れてる!
と思ってファンサイトで調べたら、なるほどねーって感じです。
この作品同士のリンクはすごいなー。
基本はラッシュライフなのかな。ま、登場人物多かったですしねー。

李歐

2007年5月21日 読書 コメント (4)
ISBN:4062630117 文庫 高村 薫 講談社 1999/02 ¥750

★★★☆☆

男同士の友情を超えた絆のお話、かな。

殺し屋だとか朝鮮スパイだとか香港シンジケートだとか拳銃製造工場だとか。
なんかそういう言葉がいっぱい出てくる系です。

だけど、根底にあるのはお互いを想う気持ちであって、ある種プラトニックなラブ。

しかし、世界を股にかける凄腕の男と、小さな町工場を営む男っていうあまりにも世界が違う二人がさー・・・
つか、この吉田一彰って男がそこまでの人間である・・ってのが私には伝わらず。
なんでこいつばっかりこんなに人気あるんだ??とか思ってしまったわ。

この作家さんって女の方だったんですねー。しらなんだ。
男の人が書いたっぽいお話ですよ。
いや、そうか、そういわれれば女の人が書いたって感じもする。
その、いやらしい感じが(笑
女の人独特かも。

かなり身構えて読んだんだけど、思ったよりは好きな雰囲気でした。
ISBN:4488464017 文庫 伊坂 幸太郎 東京創元社 2006/12/21 ¥680

★★★★☆

2年前と現在の事件が同時進行します。

大学入学して一人暮らしを始めたばかりの椎名は隣の部屋に住む青年に「一緒に本屋を襲わないか?」と持ちかけられて。
ええ?何それ?と思いながらもなんとなく巻き込まれていっちゃうんですね。

一方、2年前の物語があって、それはそれは、「お願い!!早くこっちの決着を教えて〜!!」と思ってしまうぐらいなものでして。

そしてもちろんこの人の作品にあるアレ。

むー、言っちゃったら絶対面白くないと思うと、何も書けないじゃん!!

読了感は「しんみり」。
で、「ずっしり」。

あー。これも映画化されてるんですね。
どうなんだろ。

銀の雨

2007年5月8日 読書
ISBN:4344401352 文庫 宇江佐 真理 幻冬舎 2001/08 ¥600

★★★★★

優しいお話。
下町の人情が溢れまくってます。好きだなー、これ。

為後勘八郎は「堪忍旦那」と呼ばれる北町奉行所の同心。
あだ名の由来は、どうにもならなかった理由がある場合なんかに、寛大な対応をしてくれるからなんだけど、もちろん同心仲間の中では快く思ってない人たちもいるわけで。
そんな勘八郎の抱える事件の短編集です。

でねー、勘八郎の娘の小夜がね、とてもいい子なんですよ。
器量は悪いんだけど、賢くてとっても素直で。
美しくない為に傷つくこともあるんだけど、ちゃんと乗り越えて幸せになる。
それがいい!!
うぉぉぉ!小夜〜!と電車で涙目になっちまったよ。

好色五人女

2007年5月7日 読書
ISBN:4309408400 文庫 丹羽 文雄 河出書房新社 2007/03 ¥872

★★★☆☆

八百屋お七が読みたくて、探しました。
お夏、おせん、おさん、お七、おまんの五人の女の命がけの恋の短編5編と好色一代女、西鶴置土産が納められてます。

八百屋お七は、こんな美しい女がいるのか・・というほどの美女だそうで。ケッ。
年のおしせまったある日、火事が起こり、火の手を逃れるためにみんなで駒込の吉祥寺というお寺に非難するんです。
そこで吉三郎という青年に出会い、お互い恋に落ちるわけですが、反対されて会わせてもらえない・・・会いたくてたまらないお七は、また火事が出れば吉三郎に会える・・と火をつけてしまう。
もちろん見つかって、極刑に処されてしまうのでした。

うぅ・・・すごい短編。あっという間すぎるー。
もっともっと書き込んで欲しい!

しかし、スゴイ時代ですね。
焦がれ死にとかしちゃうんですよ。ありえねー!
恋に生きてた時代ですな。

好色一代女はこれまたスゴイです。
めっちゃ好色・・・。
私、一人になってもこんな風に生きていけるだろうか?
いや、好色ってことじゃなく、たくましくっていう意味で。

いやー、無理やわー。

どつきどづかれ

2007年4月22日 読書
ISBN:419860861X 単行本 中場 利一 徳間書店 1998/06 ¥1,680

★★★☆☆

暴力小説ダー!!
でも、大阪弁での軽快な掛け合いで話が進むせいか、あまり痛くないかも?

大阪の人たちってのは日頃からこんなに面白い会話をしてるんですかねー。すげー。

題名の通り、ほんとーに、どついてどつかれて・・の繰り返しです。
あらすじもなにもねーよー

ま、なにはともあれ、一番すごいのはウミちゃんだと思うけど。
女は強い!

しかし、面白いけど・・・スキかキライかで聞かれたら・・どっちかというと後者やな。

赤ひげ診療譚

2007年4月16日 読書
ISBN:4101134065 文庫 山本 周五郎 新潮社 1964/10 ¥580

★★★★☆

診療・・というより、江戸の庶民の人生模様。
苦しくて、救いのない貧乏な人たちの生活。。

そんな人たちを赤ひげこと新出去定は、見捨てずに治療をしていくのです。

長崎へ遊学している間に許婚に裏切られた保本は、御目見医になれるはずが、赤ひげ診療所に入れられて不貞腐れまくり。
赤ひげに反発しまくるわけだけど、だんだん考え方や人間性が変わっていく。

なんていうか、病状としては精神系が多いですね。
ちょっと意外。

人情溢れる赤ひげだけど、すぐ怒鳴っちゃってからブツブツ反省したり、保本にグチグチと愚痴ってみたり。
赤ひげだって完璧じゃないし、完璧になりたいと努力しているその姿が、またこの本の面白みじゃないかな。



読む本が底を尽きたので、あちこちから買ったり盗んだり?しつつもなんとなく読む気にならなかった本を片づけ中。

食わず嫌いはいかんなーと思う今日この頃。

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