憑神

2007年5月29日 読書 コメント (2)
ISBN:410101924X 文庫 浅田 次郎 新潮社 2007/04 ¥540

★★★★★

貧乏武士の彦四郎。
次男坊だけど出来るヤツなので、格上の武家に婿養子に行くも跡継ぎができたら追い出され、実家に戻って肩身の狭い暮らしをしてたわけですね。
ある日酔っ払って土に埋もれた稲荷を見つけて、手を合わせる。
それが、三巡稲荷。

まずは貧乏神、その後疫病神、最後に死神、と3つの神が巡ってくるという神様なわけ。

なんつー運のなさ。

この発想といい、神様達の設定といい。なんとも趣があります。

正直、あまりにも運のないお話っぽくて、最初は気分が乗らなかったんだけど。
さすが浅田次郎さん!!と思わずにはいられない。

これはオススメ〜。
って映画化されるんですよね。

コメント

ソノ
ソノ
2007年5月29日22:24

演舞場で、芝居になります!

くねこ
くねこ
2007年6月2日0:24

えー!そうなんですか!
スゴイ!映画化に舞台化。
歌舞伎ではなさそうですね。

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