好色五人女

2007年5月7日 読書
ISBN:4309408400 文庫 丹羽 文雄 河出書房新社 2007/03 ¥872

★★★☆☆

八百屋お七が読みたくて、探しました。
お夏、おせん、おさん、お七、おまんの五人の女の命がけの恋の短編5編と好色一代女、西鶴置土産が納められてます。

八百屋お七は、こんな美しい女がいるのか・・というほどの美女だそうで。ケッ。
年のおしせまったある日、火事が起こり、火の手を逃れるためにみんなで駒込の吉祥寺というお寺に非難するんです。
そこで吉三郎という青年に出会い、お互い恋に落ちるわけですが、反対されて会わせてもらえない・・・会いたくてたまらないお七は、また火事が出れば吉三郎に会える・・と火をつけてしまう。
もちろん見つかって、極刑に処されてしまうのでした。

うぅ・・・すごい短編。あっという間すぎるー。
もっともっと書き込んで欲しい!

しかし、スゴイ時代ですね。
焦がれ死にとかしちゃうんですよ。ありえねー!
恋に生きてた時代ですな。

好色一代女はこれまたスゴイです。
めっちゃ好色・・・。
私、一人になってもこんな風に生きていけるだろうか?
いや、好色ってことじゃなく、たくましくっていう意味で。

いやー、無理やわー。

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