三月大歌舞伎 夜の部
2007年3月9日 歌舞伎
通し狂言
義経千本桜
歌舞伎座
16:15〜
四幕目:木の実・小金吾討死
五幕目:すし屋
大 詰:川連法眼館・奥庭
会社終わってからだと一番良い場が見られないらしい!
・・・ということで、会社はサボりました。
朝から渋谷や上野で買い物三昧ッス。
もうちょっと暖かいともっといいんですけど。
四幕目:木の実・小金吾討死
おー。これは。
確かにこの四幕目を見ておかないと、すし屋の面白味が半減かも。
この幕は、この後に続くお話の伏線的なものなんでしょうね。
超ワルの「いがみの権太」が平維盛の家来小金吾に絡んでお金を巻き上げてしまいます。
いかにも詐欺師的な。分かりやすいイチャモン。
そんな悪党権太も子供が甘えると、ついつい笑顔で「よーし!一緒に帰ろう!」なんて言っちゃういいパパで、奥さんのこともなんだかんだ言いながら大事にしているみたいで。
その後、イチャモンつけられた小金吾は追っ手に殺されてしまいます。
そこを通りかかったいがみの権太の父弥左衛門は、その首を持ち帰ります。
ちょ、ちょっと後半ウツラウツラ・・・。
五幕目:すし屋
もうねー。涙涙・・・。
このお話は本当によく出来てるわぁ。
小金吾の首を持ち帰った弥左衛門は、実は平維盛を弥助と言う名前で使用人として家に匿っていたんです。
弥助に惚れちゃったのが娘のお里。
この、お里の孝太郎さんが、超カワイイ!!
お里は弥助を使用人だと思っているので、猛烈アタック!!
結構積極的ですよね・・・(汗
この、若い娘の一直線具合が本当に可愛かった〜。
さて、すし屋で2年ぶりの再会を果した平維盛と妻と若君だけど、すぐに追っ手がやってきます!
事情を知ったお里はすぐに3人を逃がしますが、お金に目がくらんだ兄のいがみの権太は3人を追いかけて、平維盛の首と妻と若君を捕らえて追ってに差し出します。
くー!本当に悪党だ!!!心から悪党だ!!!と思いきや、実は差し出した首は小金吾のもので、妻と若君は、なんと自分の妻と息子。
この、二人を差し出す権太は本当にぎこちなくて、涙をこらえていて、見ているこちらまで涙がホロホロと。
もう、なんだよー。なんなんだよー。権太め。
もちろんそんなこと知らない父は怒り狂って権太を刺してしまいます。
後で真実が分かったものの、もう手遅れです・・・。
しかし、あんな悪党だった権太が、罪滅ぼしにとはいえ、いきなりそんなすごいことをやらかすなんて。
想像できないですよねー。
あぁ。仁左衛門さん、サイコーっす!!!
私後方の席なのに、仁左衛門さんの小さな表情までバッチリ伝わってくるんですよ。
大 詰:川連法眼館・奥庭
これは、前に海老蔵狐を見たんですよね。
今回は菊五郎狐です。
義経を訪ねて佐藤忠信が2人現れます。
実は静御前の共をしてきた忠信は狐。
静御前が持っている初音の鼓に両親の皮が使われているため、ずっとそばにいたくてくっついていたんですね。
その訴えを聞いて義経が初音を狐に授けると忠信狐は大喜び!
この、はしゃぎっぷりがたまらないですよね〜。
本当に狐みたいなの。しゃべり方も動きも髪形も(笑
しかし、この狐はハードだろうなぁ。
今回は宙吊りにはなりませんでしたが(笑
いや、そんなのなくても充分伝わります。狐くんの喜びが。
さらに、戦いの場になり「とりあえず今回はやめておこう」てなことを義経が言って、戦いにはならないんだけど・・・。
いかにも歌舞伎っていう感じの、絵のような場面で幕。
お話的にはイマイチ意味が分からなかったけど、写真に収めたくなるぐらい美しい場面でした。
はうー。歌舞伎って面白い・・・!!!
義経千本桜
歌舞伎座
16:15〜
四幕目:木の実・小金吾討死
五幕目:すし屋
大 詰:川連法眼館・奥庭
会社終わってからだと一番良い場が見られないらしい!
・・・ということで、会社はサボりました。
朝から渋谷や上野で買い物三昧ッス。
もうちょっと暖かいともっといいんですけど。
四幕目:木の実・小金吾討死
おー。これは。
確かにこの四幕目を見ておかないと、すし屋の面白味が半減かも。
この幕は、この後に続くお話の伏線的なものなんでしょうね。
超ワルの「いがみの権太」が平維盛の家来小金吾に絡んでお金を巻き上げてしまいます。
いかにも詐欺師的な。分かりやすいイチャモン。
そんな悪党権太も子供が甘えると、ついつい笑顔で「よーし!一緒に帰ろう!」なんて言っちゃういいパパで、奥さんのこともなんだかんだ言いながら大事にしているみたいで。
その後、イチャモンつけられた小金吾は追っ手に殺されてしまいます。
そこを通りかかったいがみの権太の父弥左衛門は、その首を持ち帰ります。
ちょ、ちょっと後半ウツラウツラ・・・。
五幕目:すし屋
もうねー。涙涙・・・。
このお話は本当によく出来てるわぁ。
小金吾の首を持ち帰った弥左衛門は、実は平維盛を弥助と言う名前で使用人として家に匿っていたんです。
弥助に惚れちゃったのが娘のお里。
この、お里の孝太郎さんが、超カワイイ!!
お里は弥助を使用人だと思っているので、猛烈アタック!!
結構積極的ですよね・・・(汗
この、若い娘の一直線具合が本当に可愛かった〜。
さて、すし屋で2年ぶりの再会を果した平維盛と妻と若君だけど、すぐに追っ手がやってきます!
事情を知ったお里はすぐに3人を逃がしますが、お金に目がくらんだ兄のいがみの権太は3人を追いかけて、平維盛の首と妻と若君を捕らえて追ってに差し出します。
くー!本当に悪党だ!!!心から悪党だ!!!と思いきや、実は差し出した首は小金吾のもので、妻と若君は、なんと自分の妻と息子。
この、二人を差し出す権太は本当にぎこちなくて、涙をこらえていて、見ているこちらまで涙がホロホロと。
もう、なんだよー。なんなんだよー。権太め。
もちろんそんなこと知らない父は怒り狂って権太を刺してしまいます。
後で真実が分かったものの、もう手遅れです・・・。
しかし、あんな悪党だった権太が、罪滅ぼしにとはいえ、いきなりそんなすごいことをやらかすなんて。
想像できないですよねー。
あぁ。仁左衛門さん、サイコーっす!!!
私後方の席なのに、仁左衛門さんの小さな表情までバッチリ伝わってくるんですよ。
大 詰:川連法眼館・奥庭
これは、前に海老蔵狐を見たんですよね。
今回は菊五郎狐です。
義経を訪ねて佐藤忠信が2人現れます。
実は静御前の共をしてきた忠信は狐。
静御前が持っている初音の鼓に両親の皮が使われているため、ずっとそばにいたくてくっついていたんですね。
その訴えを聞いて義経が初音を狐に授けると忠信狐は大喜び!
この、はしゃぎっぷりがたまらないですよね〜。
本当に狐みたいなの。しゃべり方も動きも髪形も(笑
しかし、この狐はハードだろうなぁ。
今回は宙吊りにはなりませんでしたが(笑
いや、そんなのなくても充分伝わります。狐くんの喜びが。
さらに、戦いの場になり「とりあえず今回はやめておこう」てなことを義経が言って、戦いにはならないんだけど・・・。
いかにも歌舞伎っていう感じの、絵のような場面で幕。
お話的にはイマイチ意味が分からなかったけど、写真に収めたくなるぐらい美しい場面でした。
はうー。歌舞伎って面白い・・・!!!
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