萬狂言 冬公演
野村萬 喜寿祝賀記念
国立能楽堂
14:30〜
素囃子 高砂
八段之舞
大鼓:亀井忠雄
太鼓:観世元伯
小鼓:北村治
笛:一噌庸二
庵の梅
老尼:野村萬
女:野村万録
女:野村万蔵
女:野村小三郎
女:奥津健太郎
女:小笠原匡
女:野村扇丞
那須与市語
野村太一郎
小舞:若松
野村拳之介
小舞:海道下り
野村虎之介
木六駄
太郎冠者:野村萬
主人:野村祐丞
茶屋:野村万蔵
伯父:野村又三郎
茂山家と公演がかぶりました・・・
間に合えば茂山家の夜公演とハシゴしようと思ったけど、間に合わないと判断。
今回はどうしても、萬さんの木六駄が見たかったんです。
てわけで、ノロノロ起きて会場へ。
素囃子 高砂
謡はないんですね。
それとは違うのか??
と、とにかく、最初から飛ばしていきます!
庵の梅
「三老曲」と呼ばれる内の一曲だそうです。
老尼の庵に梅が咲き、一人で愛でていると、近くの女達が花見に訪れます。
尼は女達を招きいれ、宴をし舞い謡います。やがて日が傾き、尼は女達に梅の枝を持たせて帰らせ、自分は寝室に入ります。
なんだかしみじみとした狂言でした。
じんわりとあたたかく、どこか物悲しい・・・
萬さんの老尼は、本当に小さくて、もう既に人の世とは離れたところにいるような。
そんなお人でした。
那須与市語
太一郎くんの披きです。ドキドキ。17歳ぐらいか・・・
前回魚説教を見たときはちょっと危なげな感じだったけど、今回は良かったのでは?!
ごめん。でも、最後ちょっと寝ちゃった。
「平家物語」の八島の合戦で弓の的を射落とした与市の話。
独りで3人の役を居所を移したり声音を変えたりして演じていきます。
小舞
拳之介くんが6歳?
虎之介くんが10歳?
拳之介くんは、とても大きく大きく舞います。
飛び跳ねるかのような、舞台をすべるかのような。大きな舞。
虎之介くんはやはりちょっとお兄さんです。
大分落ち着いています。
この舞は情景がとても分かりやすい!・・気がする。
か、かわいい・・・
木六駄
主人は、太郎冠者に木を六駄、炭を六駄、それに酒の樽も持たせ、一駄一頭の牛に背負わせて伯父に歳暮を届けるように命じます。
太郎冠者はためらいますが、あたたかく装備してくれる、と聞いて出かけていきます。
牛12頭を追って茶屋に着くと、酒を切らしていると言われ、ヤケクソで樽の酒を飲んでしまいます。
木六駄を茶屋に譲り、残りを千鳥足で追いながら伯父の家に着いた太郎冠者は、木六駄がないことを聞かれ・・・
なんてカワイイ太郎冠者!
牛12頭は、橋掛かりにも入りきらないようで、揚幕の奥まで使って行ったり来たり。
ちょっちょ〜と言いながら追っていきます。
茶屋の主人に「ちょっと飲んじゃえば?その分水入れときゃ分かんないって!」と言われて、「そ、そうお?ホント?」なんて疑ってたくせに、気がついたら二人で飲んじゃって、酒は空っぽ。
もういいや!ついでに木六駄もあげるわ!とかいって、酒飲んでいい気持ちで、歌とか歌いながら歩き始める。
木六駄はどうした?と伯父に聞かれ、「私が木六駄と改名致しました!はは!木六駄届いたでしょ?」なんて言っちゃって怒られるのだ。
ほんと、庶民の代表って感じですよね。
酒屋の万蔵さんが良かったんだー。
あっけらかんとした、太郎冠者が大好きなおじさんですよ。
あー。楽しい!
ところで喜寿祝公演なだけあるのか、ちょっとハイソな感じの方が多ございました。
椅子に座って肉マンなんて食べてるの、私だけだっつーの。
時間帯もあるのか。
野村萬 喜寿祝賀記念
国立能楽堂
14:30〜
素囃子 高砂
八段之舞
大鼓:亀井忠雄
太鼓:観世元伯
小鼓:北村治
笛:一噌庸二
庵の梅
老尼:野村萬
女:野村万録
女:野村万蔵
女:野村小三郎
女:奥津健太郎
女:小笠原匡
女:野村扇丞
那須与市語
野村太一郎
小舞:若松
野村拳之介
小舞:海道下り
野村虎之介
木六駄
太郎冠者:野村萬
主人:野村祐丞
茶屋:野村万蔵
伯父:野村又三郎
茂山家と公演がかぶりました・・・
間に合えば茂山家の夜公演とハシゴしようと思ったけど、間に合わないと判断。
今回はどうしても、萬さんの木六駄が見たかったんです。
てわけで、ノロノロ起きて会場へ。
素囃子 高砂
謡はないんですね。
それとは違うのか??
と、とにかく、最初から飛ばしていきます!
庵の梅
「三老曲」と呼ばれる内の一曲だそうです。
老尼の庵に梅が咲き、一人で愛でていると、近くの女達が花見に訪れます。
尼は女達を招きいれ、宴をし舞い謡います。やがて日が傾き、尼は女達に梅の枝を持たせて帰らせ、自分は寝室に入ります。
なんだかしみじみとした狂言でした。
じんわりとあたたかく、どこか物悲しい・・・
萬さんの老尼は、本当に小さくて、もう既に人の世とは離れたところにいるような。
そんなお人でした。
那須与市語
太一郎くんの披きです。ドキドキ。17歳ぐらいか・・・
前回魚説教を見たときはちょっと危なげな感じだったけど、今回は良かったのでは?!
ごめん。でも、最後ちょっと寝ちゃった。
「平家物語」の八島の合戦で弓の的を射落とした与市の話。
独りで3人の役を居所を移したり声音を変えたりして演じていきます。
小舞
拳之介くんが6歳?
虎之介くんが10歳?
拳之介くんは、とても大きく大きく舞います。
飛び跳ねるかのような、舞台をすべるかのような。大きな舞。
虎之介くんはやはりちょっとお兄さんです。
大分落ち着いています。
この舞は情景がとても分かりやすい!・・気がする。
か、かわいい・・・
木六駄
主人は、太郎冠者に木を六駄、炭を六駄、それに酒の樽も持たせ、一駄一頭の牛に背負わせて伯父に歳暮を届けるように命じます。
太郎冠者はためらいますが、あたたかく装備してくれる、と聞いて出かけていきます。
牛12頭を追って茶屋に着くと、酒を切らしていると言われ、ヤケクソで樽の酒を飲んでしまいます。
木六駄を茶屋に譲り、残りを千鳥足で追いながら伯父の家に着いた太郎冠者は、木六駄がないことを聞かれ・・・
なんてカワイイ太郎冠者!
牛12頭は、橋掛かりにも入りきらないようで、揚幕の奥まで使って行ったり来たり。
ちょっちょ〜と言いながら追っていきます。
茶屋の主人に「ちょっと飲んじゃえば?その分水入れときゃ分かんないって!」と言われて、「そ、そうお?ホント?」なんて疑ってたくせに、気がついたら二人で飲んじゃって、酒は空っぽ。
もういいや!ついでに木六駄もあげるわ!とかいって、酒飲んでいい気持ちで、歌とか歌いながら歩き始める。
木六駄はどうした?と伯父に聞かれ、「私が木六駄と改名致しました!はは!木六駄届いたでしょ?」なんて言っちゃって怒られるのだ。
ほんと、庶民の代表って感じですよね。
酒屋の万蔵さんが良かったんだー。
あっけらかんとした、太郎冠者が大好きなおじさんですよ。
あー。楽しい!
ところで喜寿祝公演なだけあるのか、ちょっとハイソな感じの方が多ございました。
椅子に座って肉マンなんて食べてるの、私だけだっつーの。
時間帯もあるのか。
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