新宿狂言 Vol.13
2006年12月15日 能・狂言 コメント (4)
新宿狂言 Vol.13
『落語もとねた狂言会』
全労済ホール/スペース・ゼロ
19:00〜
Y−5
■枕:野村萬斎
■独・素狂言:野村萬斎
■狂言 鏡男
夫:野村萬斎
鏡売り:高野和憲
妻:石田幸雄
■狂言 骨皮
新発意:野村萬斎
住持:野村万作
檀家:破石晋照
檀家:月崎晴夫
檀家:深田博治
まんま寄席です。
後ろにふすまのあるセットで、上には赤と白のちょうちん。
後見が座布団を舞台に置いていきます。
そこに出囃子がかかって・・・萬斎さんの登場です。
■枕
あれれ!
なんだかとてもとても楽しい解説でした。
この人こんなに懐っこいしゃべりするんでしたっけ。
途中で残念なお知らせが。
万之介さんが体調不良でおやすみだそうです。大丈夫でしょうか・・・。
鏡男は簡単に代役できる役ではなくて、萬斎さんがやることになったけど「解説する前に台詞覚えたい・・」と時々本音が。
かなり急だったようですね。
■独・素狂言
座ったまま一人で狂言をやるのです!
独・素狂言は萬斎さんの造語だそうです。
狂言は「柑子」。前回登場人物が3人のものをやって痛い目みたそうで。
まるで落語みたいだよね。
ううーん。これ、面白い!
「柑子」を選んだのは正解だね!
落語風にしてもプロにかなうわけないので、狂言風に行きます、とのこと。
もう、何風なのかわっかんないけど。
面白かった。
■狂言 鏡男
田舎の女房への土産に鏡を買った男。
しかし、女房は鏡を見たことがないので、鏡に映る女を浮気相手と勘違いし怒りまくる!ってお話。
鏡売りの登場が・・。ふすまがバーンと空いて登場しましたよ!なんだそれは!
いつまでも怒っている女房に「お前・・・本当に察しが悪いな・・これ、お前だってばさ。」と呆れる男。
キイキイ怒る女房もなんだか可愛いけど、思い込んだら譲らないのも見ていて痛いな。
気をつけよう。。。
■狂言 骨皮
住持から寺を譲り受けた新発意。
住持に、寺を維持するには檀家のあしらいが大切であると言われ、張り切ります。
そこに、旦那の一人が傘を借りに来て・・・
これはおもしろーい!!
一つずつずれていく問答。
オチが見えて先に笑ってしまう。
すごいなぁ。分かっていてもこんなに笑わされてしまう。
萬斎さん曰く「えっ・・・ちな場面が出てきます」とのことでしたが、ううん。確かに。え・・っち・・か?
新発意の豊かな表情が印象的でした。
てか、檀家達の驚き方も面白いんだよね。割と淡々としているんだけど、それもまた。
あーー!すんごい楽しかった。
やっぱり私は馬鹿馬鹿しい狂言が好きだ!!
『落語もとねた狂言会』
全労済ホール/スペース・ゼロ
19:00〜
Y−5
■枕:野村萬斎
■独・素狂言:野村萬斎
■狂言 鏡男
夫:野村萬斎
鏡売り:高野和憲
妻:石田幸雄
■狂言 骨皮
新発意:野村萬斎
住持:野村万作
檀家:破石晋照
檀家:月崎晴夫
檀家:深田博治
まんま寄席です。
後ろにふすまのあるセットで、上には赤と白のちょうちん。
後見が座布団を舞台に置いていきます。
そこに出囃子がかかって・・・萬斎さんの登場です。
■枕
あれれ!
なんだかとてもとても楽しい解説でした。
この人こんなに懐っこいしゃべりするんでしたっけ。
途中で残念なお知らせが。
万之介さんが体調不良でおやすみだそうです。大丈夫でしょうか・・・。
鏡男は簡単に代役できる役ではなくて、萬斎さんがやることになったけど「解説する前に台詞覚えたい・・」と時々本音が。
かなり急だったようですね。
■独・素狂言
座ったまま一人で狂言をやるのです!
独・素狂言は萬斎さんの造語だそうです。
狂言は「柑子」。前回登場人物が3人のものをやって痛い目みたそうで。
まるで落語みたいだよね。
ううーん。これ、面白い!
「柑子」を選んだのは正解だね!
落語風にしてもプロにかなうわけないので、狂言風に行きます、とのこと。
もう、何風なのかわっかんないけど。
面白かった。
■狂言 鏡男
田舎の女房への土産に鏡を買った男。
しかし、女房は鏡を見たことがないので、鏡に映る女を浮気相手と勘違いし怒りまくる!ってお話。
鏡売りの登場が・・。ふすまがバーンと空いて登場しましたよ!なんだそれは!
いつまでも怒っている女房に「お前・・・本当に察しが悪いな・・これ、お前だってばさ。」と呆れる男。
キイキイ怒る女房もなんだか可愛いけど、思い込んだら譲らないのも見ていて痛いな。
気をつけよう。。。
■狂言 骨皮
住持から寺を譲り受けた新発意。
住持に、寺を維持するには檀家のあしらいが大切であると言われ、張り切ります。
そこに、旦那の一人が傘を借りに来て・・・
これはおもしろーい!!
一つずつずれていく問答。
オチが見えて先に笑ってしまう。
すごいなぁ。分かっていてもこんなに笑わされてしまう。
萬斎さん曰く「えっ・・・ちな場面が出てきます」とのことでしたが、ううん。確かに。え・・っち・・か?
新発意の豊かな表情が印象的でした。
てか、檀家達の驚き方も面白いんだよね。割と淡々としているんだけど、それもまた。
あーー!すんごい楽しかった。
やっぱり私は馬鹿馬鹿しい狂言が好きだ!!
コメント
どうしようか、迷いに迷って行かなかったんです・・・
おもしろそうだなー。行けばよかったなー。
万之介さんまたお休みかぁ、
やはり11月はご無理されていたのかな、心配・・・。
解説も、素狂言も、で、2曲とも萬斎さんか。
(なんか不満らしいよ)
おー!またニアミスするとこだったんですね!
私は前回の新宿狂言があまりに美しすぎて、今回迷ったんですけど。
落語もとねたっつーのは面白そうだったので決めちゃいました!
あー!まだ読んじゃダメー!!!
ネタバレが・・・。
ひろさんいるかなー?とキョロキョロしてたんですけど、見つけられなかったので帰ってきて予定を見てしまいました。明日か。と。
でもほら、今日一日稽古できるなら、誰かが代理の可能性もあるかと・・・。
確かに、今回は本当に萬斎さんの一人舞台って感じでした。
ひろさん不満かも(笑