ISBN:4309405304 文庫 城 市郎 河出書房新社 ¥609

★★☆☆☆

かの有名な。
許されない恋の末に男を殺し、その男根を切り取って持っていたという阿部定のお話。
女の側に立った語り口調で書かれています。

愛しても愛しても手に入らない男を、殺して手に入れる。
それってすごいよね。
どれほどの気持ちなんだろう?

この阿部定という人は、思い立ったら即行動の人で、「次はあの仕事」と思ったら2日後にはそこで働いているような、そんな女性。

だから、この男のことも「欲しい!!」と思ったら一直線だったわけなんだろうなぁ。

定の気持ちも分かっちゃう自分もいるんだけど、やっぱりそんな・・・ちょっと落ち着こうよ。

いや、でも潔くて、まっすぐで、私は好きだ!!

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