百鬼夜行抄 2
花組芝居

銀座博品館劇場

13:00〜

Q列8番

原作:今市子
脚本:わかぎゑふ
演出:加納幸和

そもそも花組芝居に興味を持ったのは、加納さん演出の「海神別荘」。
次の「眉かくしの霊」で興味さらに倍!

あの芸達者な人々はなにものだー???

しかも、原作の「百鬼夜行抄」は文庫本を全巻集めている大好きな漫画。
こういう妖怪モノがとにかく好きなんです。

ね?これは行くしかないよね?ね?ね?

てわけでやってまいりました。
入場すると、巫女さんが一人ステージに座ってます。
うぅ。なんか怖い。

お話は高校3年生の飯島律(りつ)の家で起こります。
彼の亡き祖父は怪奇幻想小説家であり、律もその祖父から異界の者が見える才能を引き継いでいる。
彼の父も4歳の時に亡くなったが、息を吹き返した過去を持つ。実は中身は青嵐という竜の精。
さらに、律の家来として文鳥の尾白と尾黒も控える。

事件は、律の家で法要が行われていた時、26年前に行方不明になっていた律の伯父が庭からいきなり現れたことから始まるのであった・・・

いやー。ねぇ。なんか派手だよねー。
今まで花組芝居の関わった舞台を見たのはシンプルなもののみだったので。
予想外の華やかさ。
そうか、ネオ歌舞伎とかいうぐらいだもんね。

でも、舞台装置は眉かくしのときと同じ、直角になってる枠だけの木が4つ(笑
あれね。更に開くんだよね。
なので、廊下になったりドアになったりもするのねん。

えーとね、かなり原作に忠実です。
登場人物のキャラはイメージどおり。
意外にスゴイことだよ。それって。
青嵐、笑える!!

尾黒と尾白も、カワイイし。和み系。

お話もかなり原作に忠実。
でも、何話かのお話が詰め込まれてるよね?
漫画を読んだのが最近ではないので、記憶が定かではないけど。

ちょっと難しかったなー。
変に原作を知っているのがいけないのか。
あと、1回目の公演を見てないのも。

だけどねー。小ネタと親父ギャグ満載で、かなり笑えます。
アドリブがすごい。
脱線しまくって「で、何の話だっけ?」とか言い出して、相手が「えーと、何とか、のあたり?」とか言ってるし。
客席に向かって「妖怪ばっかりだー!!」とか言ってるし。コラ!!

よし!また次回観にいこう!
次もかなり面白そうですよー。ウフフ。

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