ラヴレターズ

2006年7月31日 舞台
ラヴレターズ

茂山逸平
ともさかりえ

PARCO劇場

A列19番

19:00〜

※ ネタバレします

家のPCがネットに繋がっていないので、会社からコッソリ書くことに。
どーも、手続き面倒で。
しかし、会社から書くのも面倒だ!

とりあえずなんだか分からんが、もうすぐ見納めの逸平ちゃんを見に行こう!ってことで行ってみました。

こじんまりした劇場でこじんまりした観客数。

ステージはイスが二つとサイドテーブルが置いてあるだけ。

で、2人で交互にラヴレターズという本を読むだけのものです。

めちゃシンプル。

だからこそ観客をそらさない何かが必要なわけ。
この舞台って結構役者にとってはプレッシャーなんじゃないかね。

さて、二人が登場。

ともさかりえさん、、ほ、細い!!
座ってても、足のところがペシャンコで、「そこ、ちゃんと足入ってるよね??」と思うほど。

逸平ちゃんは普通のスーツです。ノーネクタイ。

さて、座ったらいきなり読み始めます。

幼馴染の男女が手紙のやりとりをしながら歳を重ねていくというもの。

最初は片思い。
そのうち恋人に。

生真面目で手紙を書くのが好きな彼と、手紙より電話が好きで絵が好きな彼女。

追ったり追われたり。

結局、お互い違う人と結婚をして。

でも、手紙のやり取りは続く。

途中は、
男「メリークリスマス」
女「メリークリスマス」
男「メリークリスマス」
女「メリークリスマス」


って続いていく時期があって。
語ることもなくどんどん歳を重ねていくのが良く分かる。

40歳?ぐらいになって、初めて体も心も通じ合うんだけど。
なんかさー、その、反応が若すぎる。
歳の中に若さがあるならわかるけど。
そういう含みがないんだよねー。残念。

最後、離婚して鬱病になった彼女は先に死んでしまうんです。

すると、彼は今までなかったぐらいの本音の手紙を彼女に送るの。

それに、彼女が返事をするんですよ。気持ちだけが彼の側にいる感じで。

このあたりからどんどん照明が暗くなって・・・。

1回だけ。
1回だけだけど、彼女が本じゃなくて彼を見て「大丈夫よ」って言うシーンがあって。
このシーン、多分、一番の見せ場じゃないかと思うんだけど。

割とサラリといったような。

でもねー、私、ここ好きだったな。
じっと彼を見つめる彼女が。

なんだか思わず本を飛び出してしまったかのような。

・・・その最後の手紙でこの公演は終わりです。

私はこの本が面白かった。
どうなるのか気になって。
女ってバカだなって思って。
最後はちょっとゾクっとしたわいな。

この公演、役所広司と大竹しのぶでやったこともあるそうな。
それって結構、いや〜かなり見たかったなー。

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