野村万作監修 WORKSHOP
KYOGEN(狂言)ノススメ その五
14:00〜
セルリアンタワー能楽堂
◇ご挨拶:野村万作
◇狂言ワークショップ
講師:深田博治
アシ:月崎晴夫、竹山悠樹
◇狂言「痩松」
山賊:石田幸雄
女:竹山悠樹
後見:岡聡史
◇狂言「佐渡狐」
佐渡の百姓:高野和憲
越後の百姓:月崎晴夫
奏者:深田博治
後見:竹山悠樹
自由席なんですよねー。
着いたら既に並んでました。
開場してから列の後ろについて入ったら、正面が結構埋まってましたねー。
ってわけで、脇正面の1列目をゲット。
メガネも忘れたことだし!
ご挨拶
普通にしゃべるところを初めて見ました。
曲の解説も挟みつつ、楽しくお話をしてましたねー。
厳しい方なのかと思ってましたが、やっぱりそんなことはないんですね。
狂言ワークショップ
狂言の装束 女の装束編
胴着?姿で出てきた竹山さんに、深田さんと月崎さんが着付けていきます。
えー!この企画面白いねぇ!
前回は太郎冠者を着付けたらしくて。それ、見たかった・・・!
テキパキテキパキと着付けていくお2人。
深田さんは口がお留守になりがち。
そうなるとシーンとして、着付けを見る観客ってな感じで。
えーと、胴着?という綿の沢山入った下着(自前)に、肩のところに布をかけます。
これ、襟のところが赤。太郎冠者は青?とか役によって違うんだそうです。
汗を掻いても装束につかないようにってことなんだそうです。
更に、おなかに膨らませる布を入れて(これ、いらない人もいるらしい)、
いよいよ着物を羽織ります。
ここから早かった・・・。
紐で縛るのは1回で、あとは、腰のところに着物をヒダヒダな感じで集めていくんだそうです。
で、裾はヒラっと上に上がるように。
ちなみに袴とかも後ろは上がっているのがオシャレ?なんだそうで、
上がってないとダレてると言われるんだそう。
帯を小さくまとめて締めて、万作家は左前に。他の家では真ん中になってるところもあるそうな。
え!茂山家ってどうだろう・・・?うーん。見てない。そんなとこ。
さて。お次は「美男鬘(びなんかづら)」。
あの、頭に巻いてる白い布ですね。
長さ5メートルの白い布を、まず前d押さえて後ろで紐で留めてから布を後ろに回して、後ろで縛ってから前に持ってきて・・・
えーとえーと、前の布に下からちょこっと布を出して角を作ってから、下にダラっと垂らして。
それをきれいに4つ折りにして帯に挟んで完成。
やはり家によっては、ツノと下に垂らしている布はぐちゃぐちゃのところもあります。とのこと。
あと、頭の上がとがっているのは、ちょんまげを入れていた時の名残なのです・・と。
へぇえぇ!面白いなー。夢中で見ちゃった!
今度良く見てみよう!!
その後、女の「いやぁぁ〜!腹立ちや腹立ちや!」を会場みんなでやってみて。
笑い留めもやって。終了。
狂言「痩松」
山賊が、最近稼ぎが悪いので今日こそは!と隠れていると、女が通りかかります。
山賊は長刀を振り上げて女を脅し、持ち物を奪い取ります。
で、それを物色している間に女がコッソリ長刀を奪い、逆に山賊を脅して品物を取り返し、山賊の上着や短刀まで奪って帰って行きます。
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あはは。これ、いいねぇ。
女がつよーい!
取り返すだけじゃなくて、山賊のものまで奪うとは。
しかもすごい落ち着きようなのよ。これが。
石田さん、相変わらずいい味でてます。
狂言「佐渡狐」
年貢を納めに行く途中で道連れになった佐渡の百姓と越後の百姓。
佐渡に狐がいるかいないかで口論となり、お互いの刀を賭けとなります。
佐渡の百姓は奏者(役人)にワイロを渡して狐の特徴を教えてもらっておいて、賭けに勝ちます。
しかし、納得いかない越後の百姓が帰り道に極めつけの質問をして・・・
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ワイロとか出てくる狂言もあるんですねー。
このね、教えてもらった狐の特徴をなんも覚えられていなかった佐渡の百姓が、奏者に助けを求めるんですよね。
で、口パクで教えてもらう・・・。
このときの顔を見合わせる2人が面白い!
脇正面なので、こっちを向く奏者の深田さんが良く見えるんですけど。
こう・・「覚え・・・てるよね?」みたいな顔がたまりません!
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狂言仲間サンと感想なんかを言い合いつつ、駅へ。
お仲間さんは例の所?へ
渋谷の本屋をプラプラして。
その後飲みに行って終了〜!!
そういえば今週は飲みに行くことがとっても多かったんだけど。
なーんか体調が悪くて。
いつも2杯ぐらいしか飲めなかった・・・。
なんだかなー
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