真昼の花

2006年6月15日 読書
ISBN:4101058229 文庫 角田 光代 新潮社 2004/08 ¥420

★☆☆☆☆

う、うーん。
あの、この☆はあくまで私の好みなので。。。

2つのお話が納められています。
どっちも自分探し、って感じですね。

真昼の花
何年も前に出て行ったきり海外をブラブラしていて帰ってこない兄。
なんとなく会えるかなーと、東南アジア方面に同じくバックパッカー旅行に出る妹。
途中でお金が尽き、物乞いのようになるも、まだ帰りたくない・・・・。
そこで、アキオという同じく日本からの旅行者に出会い・・・

うーん(笑
重い。

この人の文章は嫌いではないんですけど。

いかんせん、自分探しなんて、そんな面倒なことを考える人の気が知れない私には、苦痛です。

えー?そんな兄のことは放っておいて自分は自分の楽しみを生きた方がいいんじゃないのー?
どうせ兄とはいえ違う人間のことなんて理解するのは無理なわけだし。

あぁ。わからん。

もう一編、地上八階の海は、年老いた母と娘である自分と兄と兄の嫁との心の問題、かな。
これも、ある種自分探し。

でも、年老いた母の問題が、なんだかとても心に痛くて。
これは私の問題。

どっちにしても、重い本でござんした。

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