ISBN:4101250219 文庫 伊坂 幸太郎 新潮社 2003/11 ¥660

★★★☆☆

これは・・・。不思議。

伊藤は、ひょんなことから存在を知られていない不思議な島に連れて来られる。
その島には話をする案山子、太りすぎて一歩も動けない女、
殺人が許されている男、反対のことしか答えない元画家など常識外のことが勢ぞろい。

そんな中、案山子殺人事件が起こる。
犯人は誰なのか、何のためにやったのか・・・?

最初はねぇ、「あら?失敗か?」と思うほど突拍子もなくて、話に溶け込めないんですわ・・。
だって話す案山子だよ?

それは伊藤も同じなんですが、伊藤と一緒に住民の話を聞いたりしているうちに、なんとなく溶け込んじゃうわけですよ。

最後はほんっとーに、パズルのピースをはめ込んでいくように全てが繋がって行くわけです。
気持ちいーい。
で、ハタと気付くのです。また伊坂さんの手のひらで転がされていた!!!
ということに。

うーん。楽しい。
というわけで、また伊坂幸太郎さんの本を購入しちゃいました。
完全にハマっているワシ。

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