夜桜能

2006年4月5日 能・狂言
夜桜能
夜桜能 第二夜

靖国神社能楽堂日比谷公会堂
18:30〜19:00〜

1階P列

火入式

舞囃子熊野
梅若晋矢

狂言酢薑
酢売り:野村萬
薑売り:野村万蔵

土蜘蛛 さわ蟹
シテ:梅若六郎
ワキ:宝生閑
ワキツレ:御厨誠吾
ワキツレ:大日方寛
ワキツレ:殿田謙吉
間狂言:小笠原匡、野村扇丞

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とてもとてもとてもとても楽しみにしていた夜桜能。
4日から3日間公演で今日だけ雨。
(明日は晴れの予報)
ずっとずっと祈っていたのに。
どうして・・・。

しかも15年間で初めての屋内変更らしいです。

能デビューが、夜桜能でムード満点のハズが日比谷公会堂。
こんな、こんなことって。。。

そういえば、今回の名古屋出張も初日雪降ってたな・・・。
その前は雨。
その前は大雪。
そうそう。自分の結婚式も大雨だったなぁ。はー。

SS席を譲ってもらえるというハプニングもあったのに。
どうしてなの、神様・・・!
この先なんか良い事あるんですか?神様。

ハイ。気を取り直して。能デビューです。

舞囃子熊野

あらすじ
遠江の国の長熊野御前は、平宗盛に召されていて京都にいます。
故郷から老母が重い病に冒されている事をしり、暇を乞いますが許してもらえません。
しかし、深い悲しみに沈んでいる熊野をやっと開放してくれ、熊野はわが故郷へ旅立っていきます。

カッチョイイッス。やっぱ。
しかし、メガネ忘れて遠くてあまり良く見えず。
でも、許してもらって「ありがたや」といってパッと嬉しそうになった!・・ような気がしました。

狂言酢薑

あらすじ
上下の街道で薑売りと酢売りが口争いとなる。
お互い、自分の売っている商品の薑はカライ、酢は酸いの言葉を連ねていくうちになんだか楽しくなって、笑ってしまいます。

こういうの好きです。
言葉のやり取り。
酢ぅ〜、は普通に普段の言葉まで訛っちゃってておもろい!!
やっぱり萬さんの面白味がたまらんです。

土蜘蛛 さわ蟹

あらすじ
源頼光はこのごろ原因不明の病気で弱っています。
その夜、怪しい僧形の蜘蛛のようなおとこが忽然と現れて蜘蛛の巣を投げてきます。
異変を聞きつけてきた家来の独武者は血の跡をたどって退治に出かけます。

キャー!超派手!!
私は後ろの席でしたが、いい席に座っていた会社の先輩は蜘蛛の糸が飛んできた!!と大喜び。
そりゃーそうですよ!正面の前から4列目??
かなり派手に蜘蛛の糸を飛ばしてました。
このお話は分かりやすくていいですね。

間狂言のさわ蟹。
蝶とさわ蟹が出てきて「見た?蜘蛛」「見た見た」「あんな蜘蛛の糸、俺がチョキチョキっと切っちゃうからさ、やっつけに行こうぜー!」「おー!」
なんて急にお茶目に場を和ませます。
隣の寝ていたお姉さんもそこから目が覚めたようです。

あー。楽しかったー。
かなり満足。

帰りは有楽町で一杯やって帰ってきましたー♪

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