ISBN:4087742784 単行本 森 絵都 集英社 2003/03 ¥1,470
★★★★★
最近読んだ森絵都さんが良かった、と言っていたら、
同期の読書マスター(?)から「それなら、これオススメ」と貸してもらいました。
ハードカバー!久々!重い!
なーんてわがまま言いません!
ごくごく普通の女の子の小学生から高校生までの、
その時々の小さなエピソードごとにお話は進みます。
紀子は「永遠」という言葉にとても弱くて、「もう永遠に見れないね」なんて言われるととても大事なことを取りこぼしてしまったような気がして、泣いちゃうような子。
成長するにつれ、永遠なんてどこにもなくて、みんなも沢山のものを取りこぼしながら生きている、と気付く。
友達。
えこひいきする先生(これって女王の教室?)。
家族。
恋。
楽しいバイト仲間。
何一つ永遠なんてなくて。
地球でさえも終わりがある。
永遠なんて、ないのか。
それってなんだか虚しい・・・。
紀子はいつしか、そんな「永遠」の出口をみつけていく。
-----
これは、イイ!
ほんわか暖かくて。優しい。
小学校のお誕生会とか、都会のデパートへの小旅行?とか。
思春期の気恥ずかしい家族旅行とか。
「そうそう。そんな時期があったなー」って感じ。
その時々の感情とか親に対する気持ちとか、とてもうまく書かれていて。
だれでも「嗚呼!」って思うところがあるんじゃないかな。
特に恋の章は身につまされる話で(笑)、ちょっと急いで駆け抜けちゃった。
永遠に隠して置きたかったのに、思い出しちゃったよ・・。
あぁっ。恥ずかしい。
★★★★★
最近読んだ森絵都さんが良かった、と言っていたら、
同期の読書マスター(?)から「それなら、これオススメ」と貸してもらいました。
ハードカバー!久々!重い!
なーんてわがまま言いません!
ごくごく普通の女の子の小学生から高校生までの、
その時々の小さなエピソードごとにお話は進みます。
紀子は「永遠」という言葉にとても弱くて、「もう永遠に見れないね」なんて言われるととても大事なことを取りこぼしてしまったような気がして、泣いちゃうような子。
成長するにつれ、永遠なんてどこにもなくて、みんなも沢山のものを取りこぼしながら生きている、と気付く。
友達。
えこひいきする先生(これって女王の教室?)。
家族。
恋。
楽しいバイト仲間。
何一つ永遠なんてなくて。
地球でさえも終わりがある。
永遠なんて、ないのか。
それってなんだか虚しい・・・。
紀子はいつしか、そんな「永遠」の出口をみつけていく。
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これは、イイ!
ほんわか暖かくて。優しい。
小学校のお誕生会とか、都会のデパートへの小旅行?とか。
思春期の気恥ずかしい家族旅行とか。
「そうそう。そんな時期があったなー」って感じ。
その時々の感情とか親に対する気持ちとか、とてもうまく書かれていて。
だれでも「嗚呼!」って思うところがあるんじゃないかな。
特に恋の章は身につまされる話で(笑)、ちょっと急いで駆け抜けちゃった。
永遠に隠して置きたかったのに、思い出しちゃったよ・・。
あぁっ。恥ずかしい。
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