ISBN:4334733425 文庫 宮本 輝 光文社 2002/07 ¥560

★★★☆☆

あらすじ(てきとー)
祖父は孫の佐和子に自分の日記を遺して亡くなった。
日記を読んだ佐和子は、1920年代のパリに生きた祖父の謎を解くため、パリへ飛ぶ。
日記をたどって明らかになっていく祖父の秘密。
手に入れた祖父のもうひとつの日記。
オレンジの壺とは?祖父の娘とは?

-----

なんだか、「つまんない女」として登場した佐和子だけど、
ものすごい行動力で追いかけていく。
吹っ切れた女ってカンジかなぁ。
なかなか魅力的。

ただし、戦争の時代で、なんかスパイとか出てきて、
挙句、あれですよ。
パリの話なので、出てくる人外人でしょう?
名前覚えられないんだってば!!!

それに、偽名使ってる人までいるし。

人も組織も入り乱れて、わけワカリマセン。

途中に
「○○(誰かの名前)は○○(誰かの名前)と結婚したんだ」
っツー話が出てきて。

多分、話が分かっていれば「えっ!!」って思う場面だけど、
うーん。聞いた名前だけど、誰だったかなぁ?
もう、いいや。ってな状態。

いや、お話としては面白いです。
のめりこむこと間違いなし!

コメント

でこ
2006年1月21日10:17

「人も組織も入り乱れて」に同感してしまいました。

少し前に読んだネルソン・マンデラの自伝も、
アフリカ人名がたくさん出てきて、組織もたくさん出てきて、
大変なことになりました。
例を挙げれば人名は「ンガンゲリズウェ」「ジョンギリズウェ」などです。
おそらく現地では意味のある言葉だと思うのですが。
日本人の感覚だと「ン」から名前が始まるのは不思議です。

くねこ
くねこ
2006年1月21日18:00

んがんげり・・・?うぅ。無理ッス。
でも、声に出してみるとなんか面白いですね。

日本ものならと思って安心していたら痛い目見ました。
登場人物の説明があるとありがたいですよね。

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