NHK能楽鑑賞会
国立能楽堂
18:30〜
脇正面8列4番
会社を定時ダッシュ!!・・・はできなくて。
なぜなら17時半まで打ち合わせをしていたから。
気が気じゃないよね〜。
相当走りました。
コンビニでおにぎり買ったけど、食べるヒマなし!
一、「二人袴」大蔵流
聟:茂山 逸平
兄:茂山 宗彦
太郎冠者:茂山 童司
舅:茂山 七五三
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井 広忠
太鼓:梶谷 英樹
二、狂言「武悪」和泉流
武悪:野村 又三郎
太郎冠者:野村 小三郎
主:野村 万作
三、素囃子「大小楽」
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井 広忠
四、狂言「金岡大納言」和泉流
金岡:野村 萬斎
妻:石田 幸雄
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井広忠
地謡:野村 万作
地謡:深田 博治
地謡:高野 和憲
地謡:月崎 晴夫
一、「二人袴」大蔵流
あらすじ(てきとー)
聟は一人では恥ずかしいと、兄に聟入りの付き添いを頼みます。
すぐ帰るつもりの兄でしたが舅の太郎冠者に見つかり、挨拶をすることになります。
しかし、袴が1枚しかないので、聟の袴を履いて舅の前に出ます。
すると、舅が「聟殿は?」と言い出し、慌てて兄が戻って、今度は聟が袴を履いて舅の前に出ます。
舅に「二人一緒に」と言われた聟と兄は袴を取り合って、破ってしまいます。
それなら!と前だけ袴を当てて二人で舅の前に出ますが、「踊ってくれ」と言われ・・・。
-----
これはねー!!もう何度も観ましたが。
演じる人によって違うものですね・・・。
今日は逸平ちゃん。
まだまだお兄さんに甘えっぱなしで何もできない聟。
へにゃへにゃしてて、良かったです。
お尻を見せずに舞うんですけど、「あ!」って言って舅がよそを向いている間に
サササ!っと回って、「見てないあんたらが悪い!」みたいな
ことを言っちゃうわけです。
情けないくせに変に大物というか、態度のでかい?聟。
童司くんの太郎冠者もなんか面白味がありました。
二、狂言「武悪」和泉流
あらすじ(てきとー)
怠けている武悪を討って来いと主人に命令された太郎冠者。
武悪を討とうとするが、やはりできずに武悪を逃がす。
主人に武悪は討ったといい、気晴らしに主人と清水に出掛けたところ、
お礼参りに来た武悪とばったり出くわす。
姿を見られた武悪は、幽霊ということにして主人の前に出る・・。
-----
武悪って最初のほう、結構ジーンときますよね。
この「さらばさらば」はかなりね。
でも、後半はノンキな武悪のせいで太郎冠者はまたヒヤヒヤ。
武悪もヤベー!って感じなんですけど、すっかり幽霊になりきって。
やりたい放題。
終いには主人に「そろそろ帰って!」といわれる始末。
万作さんも、オカシみがあって好きです〜。
三、素囃子「大小楽」
能の外来音楽である雅楽を模したとされる”楽”という囃しを、
笛と大小の鼓で演奏する。
-----
このお囃子ってのは良く分からないんですけど。
今日はとても楽しく聴いてました。
一噌さんの息の長さや、亀井さんの気合の声!!
うーん!カッチョいい!
四、狂言「金岡大納言」和泉流
あらすじ(てきとー)
金岡は名高い絵師で、絵を描きに行った先の女中に一目惚れし、
物狂いになる。
心配した妻は探しに出掛け、金岡に出会う。
理由を聞いた妻は激怒し、「私だって化粧をすれば綺麗だ!」といい、自分の顔に色を塗らせる。
-----
これは・・・!
面白い・・・!
絵師ってあんな格好なんですね。スゴイ。
狂い笹?を持って、出てきます。
ずーと謡いながらウロウロウロウロ。正に物狂いって感じ。
その割には妻に見つかって理由を問われると「怒らない・・・?」と聞きます。
恐る恐る話した割にはその女中がいかに綺麗だったかを得意げに話し、また怒られます。
んで、妻は「女の顔なんて化粧で何とでもなんのよ!あたしだって化粧すれば!」
と言いますが、金岡は「まさか!!」って感じ。
ちょっと!失礼よ!!
で、妻の顔に絵の具を塗るのですが、半分塗って「うーん?」と悩み、
全部終えてビックリしやがります。
しかも謡が失礼(笑
紅や白粉塗っても、下地は黒くてカラスみたい?とか、
恋しい人の顔にはならなくて、狐が化けたみたいとか?
(自信がないなら書くな)
いやー、面白かったわー。
もっと怒れ!石田さん!
てわけで、とても楽しんで帰って来ました。
NHKとかいうからもっとお堅いの選ぶかと思ったけど。
面白かったー♪
chocolat さん、紅緒さんへ↓
国立能楽堂
18:30〜
脇正面8列4番
会社を定時ダッシュ!!・・・はできなくて。
なぜなら17時半まで打ち合わせをしていたから。
気が気じゃないよね〜。
相当走りました。
コンビニでおにぎり買ったけど、食べるヒマなし!
一、「二人袴」大蔵流
聟:茂山 逸平
兄:茂山 宗彦
太郎冠者:茂山 童司
舅:茂山 七五三
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井 広忠
太鼓:梶谷 英樹
二、狂言「武悪」和泉流
武悪:野村 又三郎
太郎冠者:野村 小三郎
主:野村 万作
三、素囃子「大小楽」
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井 広忠
四、狂言「金岡大納言」和泉流
金岡:野村 萬斎
妻:石田 幸雄
笛:一噌 隆之
小鼓:鵜澤 洋太郎
大鼓:亀井広忠
地謡:野村 万作
地謡:深田 博治
地謡:高野 和憲
地謡:月崎 晴夫
一、「二人袴」大蔵流
あらすじ(てきとー)
聟は一人では恥ずかしいと、兄に聟入りの付き添いを頼みます。
すぐ帰るつもりの兄でしたが舅の太郎冠者に見つかり、挨拶をすることになります。
しかし、袴が1枚しかないので、聟の袴を履いて舅の前に出ます。
すると、舅が「聟殿は?」と言い出し、慌てて兄が戻って、今度は聟が袴を履いて舅の前に出ます。
舅に「二人一緒に」と言われた聟と兄は袴を取り合って、破ってしまいます。
それなら!と前だけ袴を当てて二人で舅の前に出ますが、「踊ってくれ」と言われ・・・。
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これはねー!!もう何度も観ましたが。
演じる人によって違うものですね・・・。
今日は逸平ちゃん。
まだまだお兄さんに甘えっぱなしで何もできない聟。
へにゃへにゃしてて、良かったです。
お尻を見せずに舞うんですけど、「あ!」って言って舅がよそを向いている間に
サササ!っと回って、「見てないあんたらが悪い!」みたいな
ことを言っちゃうわけです。
情けないくせに変に大物というか、態度のでかい?聟。
童司くんの太郎冠者もなんか面白味がありました。
二、狂言「武悪」和泉流
あらすじ(てきとー)
怠けている武悪を討って来いと主人に命令された太郎冠者。
武悪を討とうとするが、やはりできずに武悪を逃がす。
主人に武悪は討ったといい、気晴らしに主人と清水に出掛けたところ、
お礼参りに来た武悪とばったり出くわす。
姿を見られた武悪は、幽霊ということにして主人の前に出る・・。
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武悪って最初のほう、結構ジーンときますよね。
この「さらばさらば」はかなりね。
でも、後半はノンキな武悪のせいで太郎冠者はまたヒヤヒヤ。
武悪もヤベー!って感じなんですけど、すっかり幽霊になりきって。
やりたい放題。
終いには主人に「そろそろ帰って!」といわれる始末。
万作さんも、オカシみがあって好きです〜。
三、素囃子「大小楽」
能の外来音楽である雅楽を模したとされる”楽”という囃しを、
笛と大小の鼓で演奏する。
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このお囃子ってのは良く分からないんですけど。
今日はとても楽しく聴いてました。
一噌さんの息の長さや、亀井さんの気合の声!!
うーん!カッチョいい!
四、狂言「金岡大納言」和泉流
あらすじ(てきとー)
金岡は名高い絵師で、絵を描きに行った先の女中に一目惚れし、
物狂いになる。
心配した妻は探しに出掛け、金岡に出会う。
理由を聞いた妻は激怒し、「私だって化粧をすれば綺麗だ!」といい、自分の顔に色を塗らせる。
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これは・・・!
面白い・・・!
絵師ってあんな格好なんですね。スゴイ。
狂い笹?を持って、出てきます。
ずーと謡いながらウロウロウロウロ。正に物狂いって感じ。
その割には妻に見つかって理由を問われると「怒らない・・・?」と聞きます。
恐る恐る話した割にはその女中がいかに綺麗だったかを得意げに話し、また怒られます。
んで、妻は「女の顔なんて化粧で何とでもなんのよ!あたしだって化粧すれば!」
と言いますが、金岡は「まさか!!」って感じ。
ちょっと!失礼よ!!
で、妻の顔に絵の具を塗るのですが、半分塗って「うーん?」と悩み、
全部終えてビックリしやがります。
しかも謡が失礼(笑
紅や白粉塗っても、下地は黒くてカラスみたい?とか、
恋しい人の顔にはならなくて、狐が化けたみたいとか?
(自信がないなら書くな)
いやー、面白かったわー。
もっと怒れ!石田さん!
てわけで、とても楽しんで帰って来ました。
NHKとかいうからもっとお堅いの選ぶかと思ったけど。
面白かったー♪
chocolat さん、紅緒さんへ↓
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