新春名作狂言の会
新宿文化センター 大ホール
19時〜
1階19列10番
◆解説
茂山千三郎
野村萬斎
◆末広かり(すえひろがり)
果報者:茂山千作
都の者:茂山千三郎
太郎冠者:茂山千五郎
◆業平餅(なりひらもち)
在原業平:野村萬斎
餅屋:野村万之介
布衣:深田博治
稚児:野村裕基
随身:高野和憲
香持:月崎晴夫
傘持:野村万作
乙:石田幸雄
新宿文化センターとおっ!
交番で聞き、やらしー通りに紛れ込み、ホスト街も抜け。
半泣きでなんとか到着。
今回で9回目の公演なんだそうです。
◆解説
まずは千三郎さんが登場。
安心しますよねー。なんとなく。
お正月のお仕事や京都ならではのお雑煮のお話などなどしてくれました。
末広かりのあらすじなども。
そこに萬斎さんが登場。
二人でイロイロお話します。
犬はなんで「びょうびょう」なんだろうね?と。
茂山家では近年「キャンキャン」が入るそうです。
「茂山家は近年っての多いですよね」by萬斎さん
さて、二人で同時に小舞を踊ります。
大蔵流と和泉流の違いを浮き彫りにするわけですねー。
えーと、題名忘れました。「千鳥」で謡うヤツです。
ちりちーりやちーりちりー
謡とかも微妙にずれてて気持ち悪いんですよーと言ってました。
ホント、これが全然違うんですよー。
そもそもスタートが違う。
野村家は扇を開いているけど、茂山家は閉じてるし。
茂山家は良く動きます。
フルに場所を使う感じで、前のほうまで出てきて、端から端へ動くし。
野村家は後で萬斎さんも言ってましたが、最初の場所からあまり動かない。
動いてもすぐ戻る(笑
最後の動きのみ、同じでした。
謡も微妙に微妙にズレてて、ほんと気持ち悪い〜。
二人ともよくつられないなーっていうぐらい微妙なズレ。
会場からも相当笑いが起きてました。
これは面白い試みですよね。
面白かったー。もっと見たいなー。
しかし萬斎さんは所作が美しい。
その後千三郎さんが退場し、萬斎さんが業平餅のあらすじなどを話します。
◆末広かり
末広がりが何かを知らない太郎冠者が果報者に言い付けられ、都に買いに出掛けます。
そこですっぱ(詐欺師)に騙され、ボロ傘を買って帰ります。
正解は扇。
「扇なら扇と先に言ってくだされ!!」とキレる太郎冠者。
しかし、主人に怒られ、ご機嫌を取るためにすっぱに教えられた囃子モノを始めます。
-----
すっぱは現在の「すっぱ抜く」の語源だそうです。
いやー、千作ジーちゃん。かわい過ぎる・・・
太郎冠者がご機嫌伺いの囃子モノを始めると、ついつい身体が動いちゃう・・・!
てな感じでとてもノリノリ。
◆業平餅
共を引き連れた在原業平が餅屋で餅を食べたいが、お金がない。
食べたくて食べたくて、餅尽くしの謡を謡う。
餅屋が自分の娘を宮仕いをお願いし、業平は顔も見ずに引き受ける。
その後、娘の顔を見て業平は腰を抜かし・・・
-----
ほんっと、業平という人は笑えますね〜。
本当にこんな人なんでしょうか?
しかし、萬斎さんって、スゴイですよね。オーラが大物。
ちょっとカッコ良くてお茶目な業平。
「御足(おあし:お金)を頂かないと・・・」で
「お安い御用!」って片足出しました・・・。
人としてどうよ?!それ。
万作さんがオイシイ役でした。
本当に寝てるのかと疑ってしまったほど、よく寝てました(笑
★★
ところで、私の周りは一人できた人ばかりだったんですが、
両隣とも!!茂山家の時は爆睡してて、野村家の時だけキャッキャ笑ってました。
え〜??
なんかちょっと切なくて、私は野村家笑えませんでした。
新宿文化センター 大ホール
19時〜
1階19列10番
◆解説
茂山千三郎
野村萬斎
◆末広かり(すえひろがり)
果報者:茂山千作
都の者:茂山千三郎
太郎冠者:茂山千五郎
◆業平餅(なりひらもち)
在原業平:野村萬斎
餅屋:野村万之介
布衣:深田博治
稚児:野村裕基
随身:高野和憲
香持:月崎晴夫
傘持:野村万作
乙:石田幸雄
新宿文化センターとおっ!
交番で聞き、やらしー通りに紛れ込み、ホスト街も抜け。
半泣きでなんとか到着。
今回で9回目の公演なんだそうです。
◆解説
まずは千三郎さんが登場。
安心しますよねー。なんとなく。
お正月のお仕事や京都ならではのお雑煮のお話などなどしてくれました。
末広かりのあらすじなども。
そこに萬斎さんが登場。
二人でイロイロお話します。
犬はなんで「びょうびょう」なんだろうね?と。
茂山家では近年「キャンキャン」が入るそうです。
「茂山家は近年っての多いですよね」by萬斎さん
さて、二人で同時に小舞を踊ります。
大蔵流と和泉流の違いを浮き彫りにするわけですねー。
えーと、題名忘れました。「千鳥」で謡うヤツです。
ちりちーりやちーりちりー
謡とかも微妙にずれてて気持ち悪いんですよーと言ってました。
ホント、これが全然違うんですよー。
そもそもスタートが違う。
野村家は扇を開いているけど、茂山家は閉じてるし。
茂山家は良く動きます。
フルに場所を使う感じで、前のほうまで出てきて、端から端へ動くし。
野村家は後で萬斎さんも言ってましたが、最初の場所からあまり動かない。
動いてもすぐ戻る(笑
最後の動きのみ、同じでした。
謡も微妙に微妙にズレてて、ほんと気持ち悪い〜。
二人ともよくつられないなーっていうぐらい微妙なズレ。
会場からも相当笑いが起きてました。
これは面白い試みですよね。
面白かったー。もっと見たいなー。
しかし萬斎さんは所作が美しい。
その後千三郎さんが退場し、萬斎さんが業平餅のあらすじなどを話します。
◆末広かり
末広がりが何かを知らない太郎冠者が果報者に言い付けられ、都に買いに出掛けます。
そこですっぱ(詐欺師)に騙され、ボロ傘を買って帰ります。
正解は扇。
「扇なら扇と先に言ってくだされ!!」とキレる太郎冠者。
しかし、主人に怒られ、ご機嫌を取るためにすっぱに教えられた囃子モノを始めます。
-----
すっぱは現在の「すっぱ抜く」の語源だそうです。
いやー、千作ジーちゃん。かわい過ぎる・・・
太郎冠者がご機嫌伺いの囃子モノを始めると、ついつい身体が動いちゃう・・・!
てな感じでとてもノリノリ。
◆業平餅
共を引き連れた在原業平が餅屋で餅を食べたいが、お金がない。
食べたくて食べたくて、餅尽くしの謡を謡う。
餅屋が自分の娘を宮仕いをお願いし、業平は顔も見ずに引き受ける。
その後、娘の顔を見て業平は腰を抜かし・・・
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ほんっと、業平という人は笑えますね〜。
本当にこんな人なんでしょうか?
しかし、萬斎さんって、スゴイですよね。オーラが大物。
ちょっとカッコ良くてお茶目な業平。
「御足(おあし:お金)を頂かないと・・・」で
「お安い御用!」って片足出しました・・・。
人としてどうよ?!それ。
万作さんがオイシイ役でした。
本当に寝てるのかと疑ってしまったほど、よく寝てました(笑
★★
ところで、私の周りは一人できた人ばかりだったんですが、
両隣とも!!茂山家の時は爆睡してて、野村家の時だけキャッキャ笑ってました。
え〜??
なんかちょっと切なくて、私は野村家笑えませんでした。
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