萬狂言 冬 公演
干支づくし
国立能楽堂
14:30〜
脇正面3列9番
一、鶏聟(にわとりむこ)
聟:野村扇丞
舅:野村裕丞
太郎冠者:山下浩一郎
教え手:野村万蔵
二、犬山伏(いぬやまぶし)
山伏:野村万禄
僧:小笠原匡
茶屋:野村萬
犬:吉住講
三、牛盗人(うしぬすびと)
藤吾三郎:野村万蔵
奉行:野村萬
太郎冠者:小笠原匡
次郎冠者:野村扇丞
子:野村虎之介
地謡
山下浩一郎
野村万禄
久保克人
吉住講
野村万蔵家の狂言です。
私は萬さんが大好きなんです!
公演数が少ないのでまだ3公演目の参戦です。
満席でした。(毎回e+得チケで出ているようですが)
畳の席までイッパイ。
茂山家よりご年配の方が多いですかね。
てわけで、干支尽くし。
鶏、犬、牛でございました。
鶏聟以外は初めて観る演目です。
一、鶏聟(にわとりむこ)
今日は最上吉日なので、聟は初めて嫁の実家に挨拶に行きます。
聟はその儀式での挨拶の仕方を知人に教わりに行きますが、
知人はからかってやろうと鶏の鳴きまねをするように教えます。
そんな聟を見て、恥をかかせてはいけないと舅も同じように鶏の真似で返します。
-----
これはねー。
私は茂山家のしか見たことがないので、結構違うもんだなーと思いました。
いや、でも大笑い。
この素直な人を疑わない聟がいいよねー。
あと優しい舅も。
二、犬山伏(いぬやまぶし)
僧が茶屋で休んでいると、山伏がやってきてお茶が熱いだのぬるいだのと文句を言います。
山伏は茶を飲んだ後、形箱を僧に持たせようとして言い合いになります。
茶屋が犬を引き出し、双方に祈らせて犬がなついた方を勝ちとするという勝負をすることに。
茶屋は僧を贔屓にして、犬の名「とら」をお経に入れるように教えます。
さて、勝負の行方は・・・?
-----
ちょっと真ん中眠くなりました。。。
犬はじめて見ました!
狸とか狐とかはちゃんと動物の面なのに、犬は普通の顔?
髪の毛も長いし。ふうむ。
これは、偉そうな犬山伏をやっつけちゃえ?系なお話です。
「とら」が僧になつくのがとてもカワイイ。
それに比べて山伏は頑張りますね。
最後は楽しそうになってるし。
最後、みんなが違うことを叫びながら退場するのが、
なんだか騒がしくてとても面白かった!
三、牛盗人(うしぬすびと)
牛奉行が登場し、牛が盗まれて行方不明なので犯人を訴え出れば
一味であっても許して褒美を出そうと立て札を打ちます。
やがて幼い子が犯人を訴えに現れ、犯人を捕まえてみるとその子の父親なのであった。
父は親不孝な自分の子供を嘆きます。
三郎が牢に連れて行かれるとき、幼い子は褒美に父親の命が欲しいと訴えます。
-----
なにやら和泉流だけにある狂言なんだそうです。
上演されるのが珍しいとか。
とても親思いの感動的なお話ですね。
子方を見るときの萬さんもとても優しい目をしています。
この、萬さんの厳しいお顔と優しいお顔が印象的です。
☆☆
萬狂言ストラップを購入しました。
私は武悪にしてみました。
えーと
ブアックンです。
「悪」は悪ではなく強いと言う意味。心の強さが顔になったので角が生えていない。
とのことです。
心の強さで強い顔。
このストラップと共に今年一年乗り切ろうと思います!
干支づくし
国立能楽堂
14:30〜
脇正面3列9番
一、鶏聟(にわとりむこ)
聟:野村扇丞
舅:野村裕丞
太郎冠者:山下浩一郎
教え手:野村万蔵
二、犬山伏(いぬやまぶし)
山伏:野村万禄
僧:小笠原匡
茶屋:野村萬
犬:吉住講
三、牛盗人(うしぬすびと)
藤吾三郎:野村万蔵
奉行:野村萬
太郎冠者:小笠原匡
次郎冠者:野村扇丞
子:野村虎之介
地謡
山下浩一郎
野村万禄
久保克人
吉住講
野村万蔵家の狂言です。
私は萬さんが大好きなんです!
公演数が少ないのでまだ3公演目の参戦です。
満席でした。(毎回e+得チケで出ているようですが)
畳の席までイッパイ。
茂山家よりご年配の方が多いですかね。
てわけで、干支尽くし。
鶏、犬、牛でございました。
鶏聟以外は初めて観る演目です。
一、鶏聟(にわとりむこ)
今日は最上吉日なので、聟は初めて嫁の実家に挨拶に行きます。
聟はその儀式での挨拶の仕方を知人に教わりに行きますが、
知人はからかってやろうと鶏の鳴きまねをするように教えます。
そんな聟を見て、恥をかかせてはいけないと舅も同じように鶏の真似で返します。
-----
これはねー。
私は茂山家のしか見たことがないので、結構違うもんだなーと思いました。
いや、でも大笑い。
この素直な人を疑わない聟がいいよねー。
あと優しい舅も。
二、犬山伏(いぬやまぶし)
僧が茶屋で休んでいると、山伏がやってきてお茶が熱いだのぬるいだのと文句を言います。
山伏は茶を飲んだ後、形箱を僧に持たせようとして言い合いになります。
茶屋が犬を引き出し、双方に祈らせて犬がなついた方を勝ちとするという勝負をすることに。
茶屋は僧を贔屓にして、犬の名「とら」をお経に入れるように教えます。
さて、勝負の行方は・・・?
-----
ちょっと真ん中眠くなりました。。。
犬はじめて見ました!
狸とか狐とかはちゃんと動物の面なのに、犬は普通の顔?
髪の毛も長いし。ふうむ。
これは、偉そうな犬山伏をやっつけちゃえ?系なお話です。
「とら」が僧になつくのがとてもカワイイ。
それに比べて山伏は頑張りますね。
最後は楽しそうになってるし。
最後、みんなが違うことを叫びながら退場するのが、
なんだか騒がしくてとても面白かった!
三、牛盗人(うしぬすびと)
牛奉行が登場し、牛が盗まれて行方不明なので犯人を訴え出れば
一味であっても許して褒美を出そうと立て札を打ちます。
やがて幼い子が犯人を訴えに現れ、犯人を捕まえてみるとその子の父親なのであった。
父は親不孝な自分の子供を嘆きます。
三郎が牢に連れて行かれるとき、幼い子は褒美に父親の命が欲しいと訴えます。
-----
なにやら和泉流だけにある狂言なんだそうです。
上演されるのが珍しいとか。
とても親思いの感動的なお話ですね。
子方を見るときの萬さんもとても優しい目をしています。
この、萬さんの厳しいお顔と優しいお顔が印象的です。
☆☆
萬狂言ストラップを購入しました。
私は武悪にしてみました。
えーと
ブアックンです。
「悪」は悪ではなく強いと言う意味。心の強さが顔になったので角が生えていない。
とのことです。
心の強さで強い顔。
このストラップと共に今年一年乗り切ろうと思います!
コメント
写真見てまず、
「こ、これはもしや……」と思いました。(笑)
ナイス・チョイスです!d(>▽<)
武悪って愛嬌ありますよね☆
かなりお気に入りです!
どうしてもチラチラ見てしまいます。ブアックン。
武悪、幽霊になって調子に乗っちゃうやつですよね。
ん?武悪という面であって、狂言の曲とは違うんですかね?
曲によって使い分けられてます。
でも狂言の『武悪』(それです!笑)では
黒いかつらの印象が強くて
(前かがみで顔が見えないような……)
面の記憶がないっす(付けてましたっけ?汗)
「強きもの」という意味で
「武悪」という言葉が使われているのは確かですよねー
そういえば武悪面について、六世万蔵さんが
「怒るが如く、泣けるが如く、笑うが如く」
と評されてましたよね☆
ブアックン、もとい武悪面、……深いですね。
(ネーミング最高。笑)
狂言「武悪」は面してなかったような気がします。
それとこれとは話が違う・・んですね。
六世万蔵さん!萬さんと万作さんのお父様ですね?
(調べました)
うーん。万蔵さんはややこしいッス。
今頑張ってるのが九世万蔵さんですね・・・
「怒るが如く、泣けるが如く、笑うが如く」
全ての表情を模しているということでしょうか。
深いッスね。
しかし、ブアックンは周りの賛同を得られません・・・
「うわ。なにこれ」みたいな(笑
確かに……
普通は見かけないタイプのストラップでしたね。(笑)
それだけでも十分おいしいです☆レアです!
武悪面は喜怒哀楽全ての感情(→表面に出現:表情)、
つまり人生かな?と思って。
だからくねこさんが
「このストラップと共に……」って
書かれているのを見て
ひそかに「すごいなー」と思ってました☆
ぴったりというか
きっと中世には
「武悪」という単語があったんですよ(^^;
狂言の武悪も
今なら「武(たけし)」とか「武雄」とか
言う名前のノリに違いないみたいな。
六世万蔵さん(そうです)の本も
面白いですよー。
狂言の面とかについて書いてあるのとか
読んでから観るとまた面白いっす。
(なんでこの面を使うのかとか)
でも、確かにオイシイです。
>ひそかに「すごいなー」と思ってました☆
おお!やるな、私。
「武悪」そうですよね。
そいえば単なる名前ですもんね。
ちょっと考えれば分かるか・・・。あいたた。
狂言関係の本、何か読んでみようと思っていて。
もう少しイロイロ知りたいなぁ、と。
調べないと分からないことってのも沢山ありますもんね。
ちょいと探してみようと思います。