椿山課長の七日間

2005年10月17日 読書
ISBN:4022643528 文庫 浅田 次郎 朝日新聞社 2005/09/15 ¥630

★★★★☆

はー。これは良かった。しみじみ。

浅田次郎さんの本は初体験だなーと思って読んでたけど、
調べたら「壬生義士伝」もこの人だったんですね。
知らずに読んでた。
これも良かった・・・。

さて、泣けます!なんども。
涙腺弱いのを自覚している人は、電車で読まないほうがいいです。
私は、もう、何度も何度も鼻をズルズル言わせながら読んでました。
涙もツツツー。
だってー。我慢できないしー。泣くのも読むのも。

だからって泣くための本かって言ったら、ちがうんだなー。
オヤジギャグ?が散りばめられてるし、妙に軽快な感じが漂います。

あらすじ(てきとー)
椿山課長は過労死してしましまい、冥土のお役所に行きます。
ポチっと「反省」ボタンを押せば天国にいけるのに、
心残りと自分に着せられた罪に納得できずに、現世に戻るための交渉をします。
結果、ヤクザの親分と小学生の男の子3人と現世に戻った椿山課長は・・・。

てな感じ。
3人とも良く出来すぎの人々なんスけど、
まー、でも、そういう人だからこそ、心残りがあるんだろうなぁ。

死んでから分かった現実。
それでも愛してるって言える。
そんな人生だったと思えるだろうか。
私の人生。

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