ISBN:4344403673 文庫 奥田 英朗 幻冬舎 2003/06 ¥520

★★★★☆

馬鹿馬鹿しさの評価です。

いやー、面白かった。

スポーツに関することを独自の視点で掘り下げていて。
分かる分かる!ってことから、どうでもいいがな〜ってことまでマジメに語ってます。

高校野球の地区大会のスコアを見て負けチームに想いを馳せ、
プロレス中継の時に必ずいるアツイのオジサンの正体が気になり、
高飛びのベリーロール復活を祈り、
ボブスレーの二番目の選手は何をしているのかを考え、
レスリングのユニフォーム?からはみ出る乳首を憂い、
図書館におけるスポーツ新聞取り合いの静かな戦いを繰り広げる。

「最悪」を書いた人と同一人物とは思えない!
エッセイももっと書くべきだ!(書いてるかも・・・)

私の中では「オンリー・ミー―私だけを」三谷 幸喜 (著) に通じるものを感じる。
コレ、大好きなんですよね〜。
引越しても処分しないであろう本リストに入ります。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索