萬狂言公演
謡づくし

14:30〜
国立能楽堂

☆番組☆

☆音曲聟 おんぎょくむこ
聟:小笠原 匡
舅:野村 祐丞
太郎冠者:吉住 講
教え手:野村 万蔵

☆寝音曲 ねおんぎょく
太郎冠者:野村 萬
主人:野村 万禄

☆法師ヶ母 ほうしがはは
夫:野村 万蔵
妻:野村 扇丞

地謡
野村 万禄
野村 萬
小笠原 匡

太鼓:國川 純
小鼓:鵜澤 洋太郎
笛:松田 弘之

スゴ録で「狂言」を追っかけ録画していて、それを見ていたら相方が「萬じーちゃん好きだ!」というので、連れてきました。
私はもちろん、前回の祝いづくしで万蔵家に惚れたので観る予定でしたが。

☆音曲聟
聟入りの日なのですが、聟は挨拶の仕方を知りません。
知人に聞きに行きますが、知人は聟をからかってやろうと思いウソを教えます。
三つ拍子で調子をうかがい、言葉を音曲でつたえ、三はりさしをする、というもの。
舅は聟に恥をかかせては、と自分も同じように振る舞います。

よくあるパターンのお話ですね。
小笠原匡さんが、あっけらかんとした聟を好演してました。
いつも思うのですが、この聟入りの聟は舅方の太郎冠者にめっちゃ偉そうにしますよね。
なんでだろうー。
なめられないように?

☆寝音曲
主人は昨夜太郎冠者の部屋の前で大きな声の謡を聞いたので、もう一度歌え、と命じます。
太郎冠者は、そんなことすれば何度も謡わされるのが分かっているので、酒がないと謡えない、とか膝枕じゃないとダメだとか言います。
主人は、酒を飲ませ、自分の膝枕で謡わせます。
太郎冠者は酔っ払って謡っているうちに勝手に踊りだしてしまい、ウソがバレるのでした。

前に茂山千作さんの寝音曲を見た事があり、結構違うもんだなーと思いつつ観ました。

野村萬さんは、これまたおかしみのある方で、「めいわくなことよ」の言い方がまたもや大うけ。
寝ながらの謡も、かなりお上手でした。

ただ、席が悪くて、あまり表情が見えなくて残念。
あまり動きのない狂言なので、正面席じゃーないとねー。ううーん。

☆法師ヶ母
夫は酔って帰り、妻を追い出します。
夫は酔いから冷めると物狂いとなって妻を捜し、彷徨います。
最後は2人で和解して戻っていきます。

眠かったんだよー。
急にスゴイ眠気におそわれたんだよー。
ごめんなさい。
能の雰囲気が入るとダメなのかなぁ。
だけど、万蔵さんはとてもかっこいいです。(そういう問題?)

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