狂言 ござる乃座 33rd
2005年3月26日 能・狂言狂言ござる乃座33rd
ー故・六世野村万蔵二十七回忌追善公演ー
国立能楽堂
14時〜
中正面9列
■狂言 八尾
閻魔:野村 萬斎
罪人:野村 万作
地謡:月崎晴夫、深田博治、石田幸雄、高野和憲、時田光洋
■舞囃子 野守
野村 昌司
大鼓:大倉正之助
小鼓:鵜澤洋太郎
太鼓:金春国和
笛 :藤田次郎
地謡:武田宗典、坂井音雅、藤波重孝、観世喜正、藤波重彦
■狂言 金津地蔵
子 :野村 裕基
親 :野村 萬斎
金津の者:石田 幸雄
立衆:深田博治、竹山悠樹、高野和憲、月崎晴夫、野村万之介
初の万作家です。
■狂言 八尾
地獄に来る人間が減って飢饉を迎えたため、閻魔大王が罪人を探しに六道の辻にやってくる。
そこへ落命した河内国八尾の男がやってきたため、早速閻魔が責め立てると
男は閻魔と男色の関係にある地蔵からの手紙を差し出す。
それはこの男を極楽に送ってほしいとの依頼状だった・・・
万作さんと萬斎さんの親子競演です。
ううーん。
閻魔大王がカッコ良かった。
なんかお話的にはちょっと閻魔大王がかわいそう?
ゴメンナサイ。うつらうつらしてしまいました。
■舞囃子 野守
これ、結構かっこよかったっす。
ええと・・・地獄のそこから宇宙の果てまで映し出す不思議な鏡を持った鬼神が舞う・・・
へえぇ。
それはよくわからなかったけど。(先に読んどけよ)
扇を何かに見立ててかざしているな〜とは思った。
■狂言 金津地蔵
越前国の金津の男が地蔵像を求めて都へやってきます。
そこに都の男が現れ、仏師と名乗って地蔵を売りつけようとする。
実は貧困にあえぐ男は妻と相談して、わが子を地蔵に仕立てようという魂胆だった。
何も知らない金津の男は大喜びで地蔵を背負って里に帰り、村人たちを集めて拝する。
すると、地蔵は饅頭を食べたいと言い出す・・・
萬斎さんと息子の裕基くんの競演でした。
裕基くんはいったいいくつ?5歳くらい?
ものすごくしっかりと演じていて、わたくしなぜか涙が・・・
お父さんが「おまえを売ろうと思う」というと「めいわくなことよ」みたいに言って。
「だけど、あとですぐ迎えに行くから」というと「よろしく頼みますよ〜」みたいに言うの。
そんで「孝行しとかないとね」てなことを。
親思いの良い子です・・・
そいえば1回後見の万作さんにプロンプされてました。
つっかかってたのか?!今!というぐらいのタイミング。息吸ってただけなのでは…。
金津についた後は、饅頭が食べたい、古酒が飲みたいなどと言い始める。
立衆が囃子ものをしながら立像になってほしいと言えば、地蔵の裕基くんも囃子ながら
立ち上がり、踊りだす。カワイイ〜!
あんなちっちゃいのに、囃子ながら踊っちゃうの。
そこに萬斎おとーさんが迎えに来て、さっさとおぶわれて帰って行きます。
これは良かった。
みんなとても柔らかい顔で会場をあとにしてましたね。
お話柄でしょうか。お腹を抱えて笑う、というレベルではなかったです。
「都会的な」と評されるのが分かる気がします。
萬斎さんはある種特別オーラを持ってますね・・・。
別の星の人みたい。
ー故・六世野村万蔵二十七回忌追善公演ー
国立能楽堂
14時〜
中正面9列
■狂言 八尾
閻魔:野村 萬斎
罪人:野村 万作
地謡:月崎晴夫、深田博治、石田幸雄、高野和憲、時田光洋
■舞囃子 野守
野村 昌司
大鼓:大倉正之助
小鼓:鵜澤洋太郎
太鼓:金春国和
笛 :藤田次郎
地謡:武田宗典、坂井音雅、藤波重孝、観世喜正、藤波重彦
■狂言 金津地蔵
子 :野村 裕基
親 :野村 萬斎
金津の者:石田 幸雄
立衆:深田博治、竹山悠樹、高野和憲、月崎晴夫、野村万之介
初の万作家です。
■狂言 八尾
地獄に来る人間が減って飢饉を迎えたため、閻魔大王が罪人を探しに六道の辻にやってくる。
そこへ落命した河内国八尾の男がやってきたため、早速閻魔が責め立てると
男は閻魔と男色の関係にある地蔵からの手紙を差し出す。
それはこの男を極楽に送ってほしいとの依頼状だった・・・
万作さんと萬斎さんの親子競演です。
ううーん。
閻魔大王がカッコ良かった。
なんかお話的にはちょっと閻魔大王がかわいそう?
ゴメンナサイ。うつらうつらしてしまいました。
■舞囃子 野守
これ、結構かっこよかったっす。
ええと・・・地獄のそこから宇宙の果てまで映し出す不思議な鏡を持った鬼神が舞う・・・
へえぇ。
それはよくわからなかったけど。(先に読んどけよ)
扇を何かに見立ててかざしているな〜とは思った。
■狂言 金津地蔵
越前国の金津の男が地蔵像を求めて都へやってきます。
そこに都の男が現れ、仏師と名乗って地蔵を売りつけようとする。
実は貧困にあえぐ男は妻と相談して、わが子を地蔵に仕立てようという魂胆だった。
何も知らない金津の男は大喜びで地蔵を背負って里に帰り、村人たちを集めて拝する。
すると、地蔵は饅頭を食べたいと言い出す・・・
萬斎さんと息子の裕基くんの競演でした。
裕基くんはいったいいくつ?5歳くらい?
ものすごくしっかりと演じていて、わたくしなぜか涙が・・・
お父さんが「おまえを売ろうと思う」というと「めいわくなことよ」みたいに言って。
「だけど、あとですぐ迎えに行くから」というと「よろしく頼みますよ〜」みたいに言うの。
そんで「孝行しとかないとね」てなことを。
親思いの良い子です・・・
そいえば1回後見の万作さんにプロンプされてました。
つっかかってたのか?!今!というぐらいのタイミング。息吸ってただけなのでは…。
金津についた後は、饅頭が食べたい、古酒が飲みたいなどと言い始める。
立衆が囃子ものをしながら立像になってほしいと言えば、地蔵の裕基くんも囃子ながら
立ち上がり、踊りだす。カワイイ〜!
あんなちっちゃいのに、囃子ながら踊っちゃうの。
そこに萬斎おとーさんが迎えに来て、さっさとおぶわれて帰って行きます。
これは良かった。
みんなとても柔らかい顔で会場をあとにしてましたね。
お話柄でしょうか。お腹を抱えて笑う、というレベルではなかったです。
「都会的な」と評されるのが分かる気がします。
萬斎さんはある種特別オーラを持ってますね・・・。
別の星の人みたい。
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